お問合せ / 無料相談はこちら »

2色成形によるキーボードについて

2色成形 キーボード

2色成形で成型したキーボードが国内外で幅広く使用されています。2色成形キーボードはデザイン性の高さなどから人気を集めていますが、単色成形品とは異なる独特の成型ノウハウを要します。ここでは2色成形キーボードの特徴や機能などをご紹介します。

キーボード(2色成形含む)のトップブランド

キーボード(2色成形含む)を製造するメーカーは国内外に多数存在しますが、そのなかでもダイヤテック社とアーキサイト社のキーボードは高い機能性が多くのユーザーの支持を集めています。ここではダイヤテック社とアーキサイト社の製品をご紹介します。

ダイヤテック株式会社

ダイヤテック株式会社

ダイヤテック株式会社は、キーボードを含むパソコン周辺機器等の製造及び販売を行っています。東京都千代田区に本社を構え、「コンピューターやモバイル機器をより快適に、より使いやすく」をコンセプトに様々な製品を提供しています。ダイヤテック社のパソコン用キーボードのMajestouchシリーズと自社ブランド「FILCO®」についてご紹介します。(ダイヤテック株式会社HP

Majestouch

Majestouch(マジェスタッチ)はダイヤテック株式会社の登録商標です。「Majestouch 3」は初代Majestouchのケースデザインはそのままに、基板やマイクロプロセッサーなどを一新し、USB2.0/フルNキーロールオーバー対応の最新スペックキーボードとして高い評価を得ています。キーキャップもリニューアルされ、PBT2色成形キーキャップが搭載されており、PBT樹脂はMajestouch2に用いていたABS樹脂に比べ、耐久性が向上。FNキーとの押し合わせで機能するメディアキーも搭載され、キーボードから手を離すことなく、ボリューム調整やミュートなどの操作が可能となるなど、さらに機能性が向上した製品となっています。USBケーブルは高品質のオリジナルケーブルが採用され、専用PS/2変換プラグも同梱されています。

FILCO

FILCO®もMajestouch同様、ダイヤテック社の登録商標で、その名のとおり金属を使用したスタイリッシュなデザインが話題のFILCO Metalsなど画期的な製品で知られています。ほかにも以下のような豊富なラインナップがあります。

  • FILCO Majestouch Convertible 3 フルサイズ日本語配列
  • FILCO Majestouch Convertible 3 テンキーレス日本語配列
  • FILCO Majestouch Convertible 3 フルサイズ英語配列
  • FILCO Majestouch Convertible 3 HAKUA フルサイズ英語配列
  • FILCO Majestouch Convertible 3 Cream White & Green フルサイズ英語配列
  • FILCO Majestouch Convertible 3 テンキーレス英語配列
  • Majestouch 2 HAKUA Tenkeyless CHERRY MX SILENTスイッチ など

キーボード以外にもキーボードスタンドやスイッチテスターなどもFILCOブランドで展開中です。また、ダイヤテック社では「FILCOキーボード工房」をHPで運営しており、テンキーやキーボードのフレームの配色を自分の好みに合わせることも可能です。

株式会社アーキサイト

株式会社アーキサイト archiss

株式会社アーキサイトはパソコン及びデジタル機器関連製品の卸売、企画、製造、販売まで行うPC・スマートフォン周辺機器の有力企業です。アーキサイトが展開する自社ブランドARCHISS(アーキス)とMOBO(モボ)をご紹介します。(株式会社アーキサイトHP

ARCHISS(アーキス)

ARCHISS(アーキス)は株式会社アーキサイトの自社ブランドで、プレミアムモデルのメカニカルキーボード「Maestro」、ポインティングスティック搭載メカニカルキーボード「Quattro」、スタンダードモデルのメカニカルキーボード 「RETRO」シリーズ(ProgresTouch RETRO TKL含む)などが高い評価を得ています。キーボードのほかにもmicroSDカードやモニターアーム、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、ゲーム機などのためのアルミスタンドを含むモバイルアクセサリー、ハードディスク、光学ドライブ、フットレスト、ゲーミングマウスなどもARCHISSブランドとして展開中です。

MOBO(モボ)

モバイル製品や旅行用品を中心としたアーキサイトのオリジナルブランドです。日本語配列で折りたたみ式Bluetooth®キーボードの「MOBO Keybords2」(USB充電可能)、いつでもどこでもテンキー入力が可能で薄型・軽量で持ち運びに最適なBluetooth®テンキーパッド「MOBO TenkeyPad」など豊富なラインナップです。キーボードのほかにも「Dual USB-C Travel USB Charger」などの充電器やハブ・ドッキングステーションも取り揃えています。

キーボード(2色成形含む)のキー配列

キーボードの画像

日本で流通している外付けのキーボード(2色成形品含む)のキー配列は、日本語配列(JIS配列)のフルキーボードが一般的です。ただし、ゲーミングキーボードや、ECサイトで販売されている製品のなかには英語配列キーボードもあります。英語配列と日本語配列とでは、主にどのような点が異なるのでしょうか。英語配列と日本語配列キーボードの主な違いや特徴について解説します。

日本語配列

日本語配列キーボードには、多用される「半角/全角」キーをはじめ、「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」のキーがあります。英語入力では必要のないキーのため、英語配列にはこれらのキーは存在しません。ほかにも日本語配列と英語配列とではキーの並び方やキーの大きさなどが異なり、「Enterキー」は日本語配列は逆L字型であるのに対し、英語配列は横長です。また「@」の位置も異なり、日本語配列はそのまま入力できますが、英語配列ではShiftキーとの合わせ押しになるなどの違いもあります。

英語配列

英語配列キーボードは「;」「:」、「’」「”」、「[」「]」、「+」「-」などが同じキーや隣りのキーにあるのが特徴です。「スペースキー」は、「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」が無いため、日本語配列に比べ大きくなっています。「バックスペースキー」や「右Shiftキー」なども大きいのが特徴です。英語配列のメリットとしては、グローバルスタンダードであることやホームポジションから右側のキー(Enter、右Shift、バックスペースなど)が近いため小指が届きやすくホームポジションが崩れにくい、スペース、右Shift、BackSpaceが大きいといった点があります。英語配列は、記号キーの並び方やスペースキーが大きいため、英語を入力したい人だけでなく、プログラマーやエンジニアなどの英字や記号キーを多用するユーザーに好まれます。

キーボード(2色成形含む)のキートップ(キーキャップ)について

キーボードの画像

キーボード(2色成形含む)のキートップ(キーキャップ)とは、キーボードの各キーのスイッチ部分を覆う、プラスチックやゴムなどでできたカバーのことです。キートップには対応するキー機能や英数字、記号が記されています。キーキャップへの数字、文字、記号の印刷は、パッド印刷、昇華印刷、2色成形(ダブルショット)、レーザー刻印などの方法で行われます。それぞれの方法について解説します。なお、キートップを交換する場合は、キーボードを傷つけないよう専用のワイヤーなどが使用された引き抜き工具が必要です。

パッド印刷(Pad printing)

パッド印刷は、凹版を使用して版上のインキを弾力のあるシリコンパッドに一次転写し、被印刷物に二次転写を行なう印刷方法です。最も安価で一般的に用いられている印刷方法であるため、多くのキートップで採用されています。

昇華印刷(Dye sublimation)

昇華印刷は、専用のインクで印刷したシートと対象物を圧着した上、高温で熱することでインクが昇華し、キーキャップの表面に薄く染み込む形で印字される方法です。通常の印刷の場合、キーキャップ本体より塗装が柔らかいため文字が消えやすくなりますが、昇華印刷の場合はインクがキーキャップ表面に薄く染み込んでいるため、キーキャップ自体が摩耗しない限り文字が消えにくいといったメリットがあります。

2色成形(Double Shot)

キートップに2色成形を採用する場合、コストは上がりますが、刻印部分とベース部分で色の異なる2種類の樹脂を組み合わせて成型するため、物理的に刻印が摩耗したり文字が消えることはなくなります。ダイヤテック製のCherry MXスイッチ搭載キーボードで使用できる交換用キーキャップ「2色成型カスタムキーキャップセット」などが好評です。ARCHISSも2色成形キーキャップを採用したテンキーレスキーボード「ProgresTouch RETRO TKL」を展開しています。

レーザー刻印(Laser etching)

キーキャップに強いレーザー光を照射して表面を溶かす、焦がす、剥離する、酸化させる、削る、変色させることで文字や機能を刻印する方法です。レーザーマーキングとも呼ばれ、「マスク式」と「スキャン式」の2種類に大別されます。

キーボード(2色成形含む)のキースイッチの種類

キーボードの画像

キーボード(2色成形含む)にはそれぞれのキーにキースイッチと呼ばれる軸が組み込まれています。このキースイッチにはいくつかの種類があり、スイッチによってキーボードの打鍵音や打感が異なります。ここでは主なキースイッチであるメカニカル、メンブレン、パンタグラフ、静電容量無接点(東プレ方式)についてご紹介します。

メカニカル

メカニカルはスイッチの内部に接点があり、接点が触れることで入力される仕組みです。個々が独立したスイッチであるため、スイッチの交換が可能で、修理や定期的なメンテナンスをすることで長期間の仕様が可能となります。また、しっかりとした打鍵感から、やわらかい打鍵感までキータッチの選択肢は豊富です。静音性を重視した商品もあります。

メンブレン

メンブレンは低コストで大量生産されているため、もっとも流通しているスイッチです。メンブレンシートに接点と基板がまとまっており、ラバーカップがメンブレンシートのスイッチ部分を押すことで入力される仕組みになっています。キーを一番下まで押し込まないと反応しないため、打鍵感が良いとは言えませんが、製品によっては独自の工夫で打鍵感を向上させているものもあります。

パンタグラフ

パンタグラフは主にノートパソコンに採用されている薄型スイッチです。接点の部分はメンブレン式と同じですが、キーの上げ下げをする機構が電車の「パンタグラフ」と似ています。メンブレン方式に比べて押し込みが浅く、キーの真ん中はもとより端を押してもすんなり入力できるのが特長です。通常使用している分には耐久性に問題ありませんが、落下物や横からの衝撃には非常に弱いのが難点といえます。

静電容量無接点(東プレ方式)

静電容量無接点スイッチは、東プレ方式とも呼ばれ、その名のとおり電極が接することなく一定レベルに近づけば回路が接続されて入力される仕組みです。物理的な接点がないため、耐久性が高く、修理やメンテナンスをすれば長期間使えます。荷重を選ぶことができ、フェザータッチといわれる柔らかい打鍵感が特長です。 ラバーカップの種類により、キー荷重が調整されており、チャタリング(2重入力)が発生しないのも東プレ方式の強みといえます。

キーボード(2色成形含む)スイッチ CHERRY MX メカニカルスイッチの各軸の特性

メカニカルスイッチの画像

CHERRY MX メカニカルスイッチは1953年にドイツで創業したCHERRY社によって作られているメカニカルスイッチです。開発されたのは1983年で、以来、キーボードのキースイッチとして長年愛されています。キーボードのトップブランドであるARCHISSは、歴史と信頼性の高さからCHERRY MXスイッチを主に使用しています。CHERRY MXスイッチは様々なキータッチ(触感)のスイッチ軸が揃っており、用途や好みに合わせてスイッチを選ぶことが可能です。ここではCHERRY MX メカニカルスイッチの赤軸、茶軸、青軸、黒軸、静音赤軸、スピードシルバー軸、クリア軸についてご紹介します。

赤軸

赤軸は、文字入力はもとより、ゲームにも使用しやすいバランスの取れたスイッチです。反発力は弱く、やさしいキータッチでスムーズに入力できます。メカニカルキーボードのエントリーモデルによく選ばれるスイッチのひとつです。

茶軸

茶軸は入力時にクリック感があるスイッチで、入力をした感覚が欲しい方に最適です。メカニカルキーボードらしい入力感があります。文字入力だけでなくゲームにも適したスイッチです。赤軸同様、初めてメカニカルキーボードを使用する方によく選ばれています。

青軸

青軸は軽快なクリック音と、入力時のクリック感が特長のスイッチです。音とクリック感で入力位置を直感的に感じられるのも青軸の良さといえます。「音がでるスイッチが好き」「入力をした感覚が欲しい」といった方にもおすすめです。ゲームにも使えます。

黒軸

黒軸はしっかりとした、反発力の強いキータッチが特長のスイッチです。反発力の強いバネが、スムーズにキーをスタート位置に戻すため、しっかりとした強いタイピングが可能となります。はね返りの強いスイッチが好きな方におすすめです。

静音赤軸

静音赤軸は、その名のとおり、赤軸の機能に加え底打ち時の入力音を低減させた静音スイッチです。通常タイピングやゲームにも使いやすいバランスの取れたスイッチで、スムーズなキータッチで入力できます。静かな環境で使いたい方や反発力の弱いキータッチが好きな方におすすめです。

スピードシルバー軸

スピードシルバー軸は、高速入力が求められるゲーム向きのキースイッチですが、キータッチが軽いため指や腕への負担が少なく疲労低減効果があることから長時間の入力にも適しています。タイピング音はスロトークが短い分、メカニカルスイッチ特有の底打ち音が抑えられています。静音赤軸に比べれば静粛性は劣るものの、茶軸よりは静かなキータッチとなっています。

クリア軸

クリア軸はしっかりとした反発力の強いキータッチで、入力時のクリック感が特長のスイッチです。茶軸よりも反発力が強く、入力位置を直感的に感じられ、しっかりとしたタイピングが好みの方に向いています。反発力の強いスイッチや入力感を重視される方におすすめです。

キーボード(2色成形含む)に使用される樹脂の一例

キーボード(2色成形含む)に使用される樹脂の一例をご紹介します。ここではガラスエポキシ樹脂、ABS(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンの3種類の有機化合物を化学的に結合させた合成樹脂)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、POM(ポリオキシメチレン)、PC(ポリカーボネート)の特長などについてご紹介します。

ガラスエポキシ樹脂

ガラスエポキシ樹脂は、ガラス繊維の布にエポキシ樹脂を浸透させ熱硬化処理を施したものです。ガラスエポキシ樹脂は難燃性と低導電率に優れ、板状のカラスエポキシ樹脂に銅箔を張付けたものが、プリント基板の材料として多く流通しています。ARCHISSのProgresTouch RETRO(日本語配列)などにも耐久性の高いFR-4(ガラスエポキシ)素材の二層基板が採用されています。

ABS樹脂

ABS樹脂はキーボードの筐体やキーに広く使用されています。プラスチックの中では比較的柔らかい素材ですが、丈夫で壊れにくいのが特長です。東プレの筐体にはABSが使われており、FilcoやDas Keyboardなどの有名ブランドのキーにもABSが使用されています。すべすべとした心地よい感触も魅力です。

PBT樹脂

PBTは長期にわたっての使用が可能な素材で、時間の経過とともに黄変することがありません。ただし、PBTはコストがかかるため、キーボードケースやキーに採用される機会は限定的です。コストがかかる分、PBTキーキャップは触ったときの上質感が高く、こだわりを求める方には根強く支持されています。

POM

POMは、PBT同様エンジニアプラスチックのひとつで、耐摩耗性、耐溶剤性、低摩擦性に優れています。しかし、高価な素材のため一般的ではありませんが、キーキャップなどにPOMを採用すると触り心地や打鍵感も良いことから高い評価を得ています。

PC

ポリカーボネートは、熱可塑性プラスチックの一種で、耐衝撃性・耐熱性・難燃性・寸法安定性などにおいて、高い物性を示します。加えて、ポリカーボネートは有機ガラスとも呼ばれるように、透明性にも優れます。そのためLEDなどの光を透過させたキーキャップなどに使われることがあります。

2色成形品の製造は三光ライト工業にお任せください

当社は2色成形キーボードの製造実績はありませんが、高度な2色成形技術を有しており、携帯電話筐体や防水コネクターカバー、車載用内装部品などを数多く製造しています。当社は金型から最終製品までを自社工場で製造しているため低コスト、短納期でお客様のご要望にお応えします。いつでもお気軽にご連絡ください。

2色成形 キーボード お問合せ
WEB会議対応。リモート会議、ZOOM、TEAMSなど
お問合せお問合せ