プラスチック組立（二次工程）について

プラスチック組立を含む製作工程（二次工程）

プラスチック組立を含む製作工程をご紹介します。ここでは二次加工、アッセンブリー、塗装、梱包のそれぞれの工程内容をご案内します。弊社は二次加工、アッセンブリー、塗装、梱包以外の工程もご要望に応じて承りますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

二次加工

弊社はプラスチック成形品の製造やプラスチック組立以外にも塗装、印刷などの二次加工も柔軟に対応いたします。塗装では筐体塗装品、多色塗分け塗装製品、高品位「うるし材」塗装商品など豊富なラインナップを取り揃えています。また、印刷においても高度な印刷技術でお客様のニーズにきめ細かく対応します。

アッセンブリー

弊社はプラスチック組み立てをはじめ、複数のプラスチック部品の組立てや溶着、金属部品の圧入、シール貼りなど簡単なアッセンブリーも一貫して対応しております。特に精密なシート貼付やインサート圧入、超音波接着などについては独自のノウハウを有しており、お客様から高い評価をいただいております。シート貼付では、成形品の筐体にシール、フィルム、布などを高精度で加工し接着します。接着剤はディスペンサーなどの専用装置でムラのないよう塗布できるかが重要です。インサート圧入は金属ナットなどのインサート品に熱を加えて専用の治具や圧入装置で挿入する工程です。超音波接着は、超音波機の振動熱で複数のプラスチック部品を接着する技術で、接着強度に優れます。

塗装

プラスチック組立て以外の工程である塗装とは、プラスチック製品の表面処理や加飾の方法の一つで、製品表面に塗料を均一に塗布し被膜で覆う工程です。塗装することで表面の細かいキズや荒れ、仕上げムラが隠ぺいされ、外観品質が向上するとともに表面の硬度や耐久性が向上します。弊社ではロボット制御によるスーパースピンドル方式の塗装ラインを2基有しており、スマートフォンや自動車はじめプラスチック部品の塗装製品を生産しています。あわせて弊社独自のマスキング技術により精密な塗り分け塗装、部分塗装の製品を製造しています。

梱包

梱包はプラスチック組立加工、検査を経て最後に行われる工程です。梱包の仕方次第では成形品の品質に影響が及ぶため、弊社では最後の梱包まで懇切丁寧な作業を徹底しています。梱包が終わった成型品はいよいよ出荷となります。

三光ライト工業によるプラスチック組立（二次工程）の例

複雑なプラスチック組立でも、パッケージ製作や各種試験を併せて完成品まで製造することができます。

• シート貼り付け
• インサート品熱圧入
• 超音波接着
• パッケージ品製作
• パッケージ品製作

プラスチック組立（二次工程）は三光ライト工業にお任せください

弊社はプラスチック成型品を組み付ける作業はもとより、高度な2色成形や射出成形でお客様のニーズにきめ細かく対応します。弊社の強みは、金型から成型品に至るまで全て自社で一貫生産できる点です。試作品を検討後、量産の金型を製作し量産品まで一貫して生産することができます。多品種少量生産や大量生産にも柔軟に対応します。素材となる樹脂についての知見も豊富でPC（ポリカーボネート）、 ABS（アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン 共重合合成樹脂）、PP（ポリプロピレン）など様々なプラスチック樹脂を取り扱っています。製造拠点は本社（神奈川県川崎市中原区）、中原工場（同）、埼玉工場（埼玉県深谷市）の3工場です。全自動射出成形機、全自動2色成形機をはじめ3次元測定機などの各種測定器類、マシニングセンターやNC放電加工機、レーザー溶接機を含む金型製造機器など、充実した設備を取り揃えています。対象製品は、携帯電話、PHS電話機等通信機器の筐体部分、ツマミ、ボタン、パネル、インジケーター、表示ユニット、キャビネット、リモコンケース、および精密機器部品（TV、VTR、カメラなどの映像機器、ステレオ、ラジオ、カーステレオの音響機器）などです。いつでもお気軽にお問い合わせください。